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レポート2019.04.21沖縄で観客動員数6万人を突破!全国で大ヒット映画『洗骨』

4月21日(日)、北谷町のミハマ7プレックスで特別上映映画『洗骨』の上映と舞台挨拶が行われました。

本作品は、照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)が監督と脚本を務めた、沖縄の離島や奄美大島などで残っているとされる風習“洗骨”という家族の儀式を通して、バラバラだった家族の思いがひとつになり、親から子への「生命」の繋がりを感じるヒューマンドラマです。

昨年の沖縄国際映画祭にてワールドプレミアム上映され、その後沖縄での先行上映を皮きりに全国各地でロングヒット。今回満を持しての凱旋上映となりました。本編上映後の舞台挨拶では、主演の奥田瑛二さん、水崎綾女さん、山城智二さん、古謝美佐子さん、そして照屋年之監督が登壇しました。

作品の大ヒットに感謝を述べた照屋監督は「各地で舞台挨拶をさせていただき、いまだにこんなにたくさんの方に愛されていることに非常に喜びを感じています。3カ月以上も上映が続いているということは、沖縄がテーマというだけではなく、家族の物語なので、見てくれた皆さんそれぞれが家族について感じるものがあるからこんなに続いているのかな」とヒットの背景を分析していました。

また、奥田さんは「先日フランス人記者のインタビューを受けて、すごく感動してくれて、フランス人が見た感覚と日本人が見た感覚は違うんだなと。自分が意図していないところに感動していて、同じ映画で感じるところが違うことに感動した」と世界でも話題になっていることに触れ、感激した様子で話しました。

途中、照屋監督よりサプライズがあり、古謝さんによる主題歌『童神』の生歌が披露されました。古謝さんの澄んだ歌声が劇場内に響きわたり、客席中が映画と歌の余韻に酔いしれます。

最後に照屋監督は「古謝さんの歌を皆さんが聞いている顔が好きで、歌の力はやっぱりすごいなと思った。これだけのたくさんのお客さんにまだまだ見てもらえて、ここに立っているメンバーだけじゃなく、たくさんの共演者、スタッフと1カ月かけて撮影しました。みんなの思いがこれだけのお客さんに届いたことがうれしい。これからも沖縄の皆さんに楽しんでもらえる映画を作りたいと思います」と舞台挨拶を締めくくりました。

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