4月21日(日) 、那覇市のテンブスホールにて、国産洋画劇場『船と氷山』の上映と舞台挨拶が行われました。

本作品は、純国産にこだわり抜いた完全オリジナルストーリー（？）の和製洋画。今回は、大阪チャンネルで放送中の作品をスクリーンで堪能できるまたとない機会です。

トレンディエンジェル・たかしの進行のもと、出演のロバート・秋山竜次と友近がステージに呼び込まれるとひと際大きな拍手が沸き起こりました。

タイトルの「氷山」、また貧しい青年が“沈まない船”に乗り込み、上流階級の娘と出会う…というストーリーに、たかしが開口一番、「これってタイタニックじゃないかな」と告げると、秋山は「まったく何言っているかわからない」、友近も「私たち洋画観ないんです」とすっとぼけます。

さらに秋山と友近から「撮影日数がすごく少なくて、全部で3日くらいで撮りました、船はほぼ同じところをぐるぐるしています」と、本家の作品スケールからは比べ物にならない小規模な撮影エピソードが明かされると場内は大爆笑。

2人のキスシーンに関して、秋山は「どうせやるからにはキスシーンベスト3には入りたいと思って演じています」と語り、友近は「最初は歯を磨いて臨んでいましたが、何回もキスシーンがあるので慣れてきて、天ぷらを食べたあとでも平気でやれるようになってました」と暴露。

と、友近がおもむろに「船の先端でのキスシーンってこれまでなかったよね」とつぶやくと、
たかしはすかさず「あるんですよ」とツッコミ。秋山が海の底へ沈んでいくシーンにも触れ、友近が「私はあの時ほんとに泣いたんですよ」と語りましたが、ここでもたかしは「よく泣けますね」とツッコミ。まるで3人の漫才を見ているかのようなやりとりに、場内は爆笑の連続でした。

その後も友近が「この作品をスクリーンで観てもらうのは初めてだったのでうれしいです。でも大きなスクリーンでやるのは最初で最後でしょう」と述べたり、「でも1時間で済むんだから（本家より）こっちのほうがいいんじゃない？」とハチャメチャなコメントを続け、さらに秋山は、畳みかけるように最後に「これは完全オリジナル、千葉の屋形船の物語です！」と、あくまでオリジナルなんだと言い張り、またも会場は大爆笑。国産洋画劇場『船と氷山』の上映と舞台挨拶は、最後まで笑いの絶えない空間となりました。

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