レポート2019.04.20未来へつないでいきたい地元の魅力!素晴らしいCM作品が揃った「JIMOT CM REPUBLIC FINAL」開催
4月20日(土)、那覇市の波の上うみそら公園特設ステージで「JIMOT CM REPUBLIC FINAL」が行われました。
「JIMOT CM REPUBLIC」とは、SNSを通じて応募されたCM案を元に、各地のCMを一緒に作りあげ、継続的な地方の魅力を伝えていく企画です。今年のテーマは、「みらいへつなぐ、じもとのちから」。このテーマは、国連で採択された、世界中の人々がより幸せに暮らす未来の実現のために2030年までに達成することを目指す17個の目標「SDGs」と重なることから、本イベントを通じてSDGsについてもわかりやすく知ってもらいたいという思いも込められています。
ステージは、国連NY本部から来沖したマーヘル・ナセルさんと国連広報センター所長・根本かおるさんの開会の挨拶で幕を開けました。MCを務めた次長課長・河本準一とロバータに加え、西川きよし、ガリットチュウ、スリムクラブ、バッドボーイズ・佐田正樹、和牛、ミキ、ゆりやんレトリィバァなどの芸人も集結し、コンペの行方を見守ります。
今回は応募総数700以上もの作品の中から、沖縄41市町村、全国46都道府県、海外の3部門でそれぞれグランプリが決定されます。
海外部門7作品の中からグランプリに選ばれたのは、フィリピンの「海をきれいに」でした。外務省国際協力局地球規模課題総括課長の甲木浩太郎さんからお祝いの言葉と賞金の贈呈が行われました。
続いて、沖縄41市町村からは昨夜「『わったー!41フェス』おきなわ県のみらいへつなぐ、じもとのちから」でグランプリに決定していた、うるま市の「いのちの授業」が上映されました。いのちの大切さを伝える活動を行っているやなえもんさんが登壇して、CMに込めたメッセージを語ってくれました。
そして、全国46都道府県部門では、大分県、京都府、鹿児島県、山口県、香川県、広島県の6作品の中から、広島県の作品「お腹いっぱいの愛情を」が選ばれました。長年ボランティアで不良少年たちに手作りの食事を提供している中本さんが登場するこのCMは、愛情があふれストレートに心に響く作品となっており、高い評価を受けました。
世界が抱える課題について笑いを交えながら楽しく知る時間は、最後は西川きよしの「いい作品ばかりだった。みんなが心をひとつにして頑張ろう」という言葉と記念撮影で締めくくられました。