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レポート2019.04.20レイザーラモンHGも興味津々!CGアニメーション業界を大解剖

4月20日(土)、那覇市の沖縄ラフ&ピース専門学校で「次世代を切り開く!CGアニメーションスタジオ、その制作手法について!」が行われました。

講師にCGアニメーション映像制作を手がけるマーザ・アニメーションプラネット株式会社
の内田治宏さんを招き、CGアニメーションの業界、制作手法、求められる人物像を講義していただきました。会場には学生を中心に次代のクリエイターを目指す観客で満席に。ゲストのレイザーラモンHG、進行役のピーチキャッスルと一緒に、CGアニメーション業界のいろはを学びました。

レイザーラモンHGは登場早々、袖を切り落とし、背中に切り込みを入れた島ぜんぶでおーきな祭のオリジナルTシャツのアレンジを突っ込まれます。「Tシャツのアレンジと言えばmisonoか俺か」とおどけて開き直り、会場の笑いを取り満足そう。講師の内田さんは「大学や専門学校では年に2回ぐらい講義をするが、イベントで行うのは初めてです」と少し緊張した面持ちでした。

今回の講義では、マーザ・アニメーションプラネットが手がけた映像作品を実際に上映しながら、社内でも制作工程や、分業の流れを教えていただきました。「初音ミク」「あんさんぶるスターズ」「こねこのチー」といった、人気コンテンツのCGアニメーションが紹介されると、観客はその精細で鮮やかな映像に釘付けになっていました。

会場にもスマホゲームの「あんさんぶるスターズ」を楽しんでいる学生がいるなど興味を引きつけます。内田さんは「今のエンターテインメントビジネスではアニメ、ゲーム、イベントなど多ジャンルで広く展開できることが求められる」と話し、「あんさんぶるスターズ」では新たに“音ゲー”が配信されることに触れ「CGアニメーションでのライブからゲームにつながった」という成功例だと説明しました。

1990年代に生まれた3DCG業界は今後、10兆円規模の市場に成長する分野だと話し、現在、人材が不足しているといいます。CGクリエイターにもプロデューサー、デベロップメント系の監督、アーティスト系のアニメーターやエフェクトなど、いくつもの職種があり、それぞれに求められる人物像が異なると話し、実際の会社の人物を紹介してその仕事内容を説明してくれました。ひとりでは全ては作れない、組織で取り組むことで色んなことができるようになると話し、チームの重要性を強調していました。

最後には会場からの質疑応答にも答え、未来のクリエイターたちにエールを送りました。レイザーラモンHGは「ほんまお金払って受ける授業なんですけど、ゲストに呼んでもらって、芸人にもめっちゃ為になる内容だった」と話し、芸人はひとりで考えることが多いが、キャラクターを分業で作ったら面白そうと感想を語り講義は終了しました。

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