レポート2019.04.20池内博之、天然ぶりをばらされ観客から爆笑の嵐!『ヤウンペを探せ!』舞台挨拶
4月20日(土)、那覇市の琉球新報ホールでTV DIRECTOR'S MOVIE『ヤウンペを探せ!』の上映と舞台挨拶が行われ、池内博之さん、蓮佛美沙子さん、池田鉄洋さん、松尾諭さん、門脇佳奈子、宮川大輔、宮脇亮監督が登壇しました。
『ヤウンペを探せ!』は、20年ぶりに再会した映画研究会のメンバー4人が、自主映画のヒロインだった“みさっちゃん”の切実な願いを聞き、下心満載でヤウンペ探しに奮闘するというストーリー。
映画はこの日が初のお披露目の機会ということで、さっそく「映画、どうでしたか?」と池内さんが観客に問いかけます。会場が大きな拍手で応えると、「うれしいです」と喜びを伝えた池内さん。また、松尾さんは「実はこの映画、謎がたくさん仕込まれているんですよ。たとえば池内くんはどうして指をケガしているのかとか…。謎に注目してもう一度観てみるとさらにおもしろいと思います」と作品をアピールしました。
20年ぶりの再会を描いた作品だけに、司会より、20代から40代までを演じ分ける大変さについて聞かれた宮川は、「役作りと言われても、特に何もできなかった」と告白。それを受けて司会が「20代の頃はいかがでしたか?」と池内さんに話を振ると、「え、ぼく個人の20代ですか?」と池内さんは素の返答。ステージから会場の観客まで爆笑で包み込みます。
そこで宮川が「池内くん、イケメンなのに天然で」と暴露。ロケ地の一角がパワースポットだと聞かされると、「胡散臭くてだれも信じなかったのに、池内くんだけは教えられたスポットで深呼吸して『ケガが早く治りますように~』ってやってたからね」と天然ぶりを明かされ、またも観客の爆笑を浴びていました。
また、“みさっちゃん”を演じた蓮佛さんは「自分の名前も美沙子で“みさっちゃん”だし、ご縁があるなと思いました」と話し、役については「自分の周りで自分のためにこんなに一生懸命になってくれる人たちがいたら、私個人は気付くけれど、劇中のみさとは全く気付かない。天然なのか小悪魔なのか、きっと天然なんだと思って役を演じました」と振り返りました。
最後には、宮脇監督が「勢いやライブ感を出したくて、カメラテストもせず、撮影も基本1テイク。今になってみるとその“生”の感じが作品の魅力になっているんだと思います」と語り、「いろんな作品があるなか、この作品を選んで観てくれたことが本当にうれしい。公開はまだ先になりますが、おもしろかった!と周りの人に知らせてほしいです」と、会場にメッセージを送り、和やかな雰囲気で舞台挨拶を締めくくりました。