レポート2019.04.19おもてなしの心を伝える、かりゆしウェア贈呈式
4月19日(金)、那覇市国際通りの真ん中あたり、沖縄の言葉でおへそを指す“てんぶす広場”のステージで、恒例の「かりゆしウェア着用キャンペーン」の一環として、今年もかりゆしウェア贈呈式とチャリティー抽選会が催されました。
真夏のような強い日差しが照りつけるお昼時、MC担当のスリムクラブがかりゆしウェアを着て登場。和やかに会場を盛り上げ、キャンペーン主催者である、めんそーれ沖縄県民運動推進協議会会長・玉城デニー沖縄県知事の代理として駆けつけた、富川盛武副知事を紹介しました。
富川副知事は、来るゴールデンウィークの国内旅行先として3年連続で沖縄が1位に選ばれたことに触れて、「(沖縄の)みなさまがかりゆしウェアを着て、観光に来た人たちを温かい心でもてなしてください」と伝え、また、「多くの人に沖縄国際映画祭のパフォーマンスを楽しんでほしい」という玉城知事のメッセージを代読しました。
続いて、かりゆしウェアの普及に取り組む沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合の宮里一郎理事長が登壇。かりゆしウェアが「おきなわシャツ」や「トロピカルウェア」などと呼ばれていた時代から、50年以上にわたって普及に携わってきた苦労や原点を語りました。「かりゆしウェアはつけている(着ている)うちに似合ってくるんです。仕事場では、まずは上司がつけないと部下はつけられないですから」と話し、多くの人に季節を通して、また冠婚葬祭でもかりゆしウェアを着てほしいとアピールしました。
そして、富川副知事へ宮里理事長からキャンペーンのためのかりゆしウェアが手渡され、スリムクラブとともに記念撮影。まぶしい日差しとかりゆしウェアに、壇上の笑顔が映えていました。その後すぐに始まった、かりゆしウェアが当たるチャリティー抽選会にはたくさんの観客が並び、当選者は喜びに沸いていました。