レポート2019.04.21大﨑洋会長が「死ぬ前日まで実行委員長」を明言!来年の開催日程も発表され「島ぜんぶでおーきな祭」クロージングセレモニーが閉幕
4月21日(日)、那覇市の波の上うみそら公園で、島ぜんぶでおーきな祭を締めくくるクロージングセレモニーが行われました。
セレモニーに先立ち、世界音楽コンクールで三度もベストインターナショナル賞に輝いた西原高校マーチングバンド部のパフォーマンスが披露され、華やかな幕開けとなりました。
続いて、玉城デニー沖縄県知事の挨拶が代読で行われたのを皮切りに、沖縄国際映画祭実行委員会名誉副会長の野国昌春 北谷町長、同じく副会長の城間幹子 那覇市長、宜野湾市の和田敬悟 副市長が続き、映画祭の開催に感謝を述べました。
そしていよいよメインイベントの映画祭各賞の発表に入ります。最初に、最優秀賞にあたる「おーきな観客賞」のプレゼンターとして、照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督の『洗骨』で主演を務めた奥田暎二さんが登壇。受賞作として『女の機嫌の直し方』が発表され、有田駿介監督は「この作品は多くの人に幸せになってもらえる内容になっていますのでぜひ観てほしいです」と作品をアピール、また主演の早見あかりさんも「映画の初のお披露目の機会で、しかもお客さんから賞に選ばれたことがうれしい」と喜びを語りました。
続いてはJIMOT CM REPUBLIC 2019グランプリの紹介。本年の受賞作は、海外部門からはフィリピンの『海をきれいに』、全国都道府県部門では広島県の『お腹いっぱいの愛情を』、沖縄41市町村部門はうるま市の『いのちの授業』となりました。
続いてクリエイターズ・ファクトリー2019 U-25映像コンペティションの受賞作品が発表。グランプリに選ばれた『ナナちゃん、Oh mein Gottしよ♡』の西本達哉監督は「日々おもしろいことを考えている吉本興業に選ばれたことがとてもうれしい」と受賞への感謝を伝えました。
すべての受賞作の発表が終了し、最後に吉本興業の大﨑洋会長と岡本昭彦社長が登壇。大崎会長は「社長になった年に映画祭を始めて、あれから10年が経ちました。僕も歳を取ったので、社長は岡本に任せることにしましたが、映画祭の実行委員長は死ぬ前日までやります」と力強く宣言。その言葉を受けて岡本社長が「映画祭がなくならないように、会長には長生きしてもらいたいと思います」と挨拶しました。
さらにガレッジセールの2人から、次の開催が2020年4月16日~19日に決定したことが発表され、ついに今年の島ぜんぶでおーきな祭のクロージングセレモニーが終了しました。