レポート2019.04.19ステージの近さが魅力!「オキナワナイトミュージックアワード」開催
4月19日(金)、那覇市の波の上うみそら公園特設ステージで「オキナワナイトミュージックアワード」が行われました。
空も暗くなりはじめ、ビーチサイドでは涼しい風を感じる中、MCのペナルティ・ヒデと椿鬼奴が登場し、「皆さんの熱気で盛り上げてくださーい!」と、立ち見も出るほど大勢が詰め掛けた観客にヒデが呼びかけ、いよいよアーティストたちの登場です。
トップバッターは、大阪で話題沸騰中の4人組ロックバンド、Runny Noizeです。ラニーノーズとして芸人としても活動しているギターの二人、洲崎貴郁と山田健人が「みんな立ってー!」と呼びかけると観客は早くも総立ちに。天竺鼠・川原克己とのコラボレーション曲も披露するなど、多彩なパフォーマンスで会場を一気に盛り上げます。
続いて、ガールズスカ・ロックバンドORESKABANDが、パワフルなサウンドで観客を引き込みます。映画祭のテーマソング「笑顔のまんま」をスカバージョンで演奏し、MCのヒデから「カッコいいし、かわいい!」と大絶賛され笑顔を見せました。ここで、1部は終了です。
2部は、男女15人、平均年齢20歳のダンス&ボーカルグループRe:Complexのキレのあるダンスで幕を開けました。続いてダンスユニット、エグスプロージョン・おばらよしおとまちゃあき、謎の覆面ダンサーひとりでできるもんの3人が登場し、軽快なダンスとサウンドでさらに会場を盛り上げます。
そして、白い衣装に身を包んだNMB48のメンバーが登場すると、観客のボルテージは最高潮に達します。最新シングル「床の間正座娘」などを熱唱し、会場のあちこちから熱を帯びた大きな歓声が上がりました。ヒデとともに2部のMCをつとめる元NMB48の門脇佳奈子も「可愛さが年々パワーアップしている!」と、後輩たちの活躍を称えていました。
興奮冷めやらぬ会場をしっとりした雰囲気に包んだのは、実力派シンガーソングライター、間慎太郎のアコースティックギターの音色と優しい歌声です。「ずっと出たかった」という沖縄国際映画祭への初出演を存分に楽しんだ様子でした。
その後は、3人組のボーカル&ダンスグループ、J⭐Dee’Zが元気なパフォーマンスを披露。力強い歌声&迫力あるダンスの若さあふれるステージと、メンバーの「サーターアンダギーを食べてみたい」などの可愛らしいコメントに、会場にも笑みが広がります。
そして、最後に登場したのが、山本彩さん。今月リリースしたばかりの1stシングル「イチリンソウ」他、パワフルな曲やしっとりしたバラードを次々と歌い上げ、圧巻のステージでイベントを締めくくりました。
本格的な夏が訪れる前の沖縄のビーチを熱帯夜のごとく盛り上げた「オキナワナイトミュージックアワード」。3時間近くに及ぶステージを出演者も観客たちもそれぞれにオキナワナイトを堪能したようでした。