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レポート2019.04.18インドネシア映画『マツの木の家族』のヤンディ・ローレンス監督が「家族の形を考えるきっかけに」とメッセージ

4月18日、那覇市の桜坂劇場ホールBにて、特別招待作品のインドネシア映画『マツの木の家族』の上映と舞台挨拶が行われました。

上映後の舞台挨拶にはヤンディ・ローレンス監督、ウィデュリ・プトリ・サソノさんをはじめ、インドネシアで活動するシンガーソングライターの加藤ひろあき、ガンバレルーヤ、インドネシア住みます芸人のアキラ・コンチネンタル・フィーバー、そこらへん元気、ザ・スリーの山口健太、濱田大輔、浦圭太郎が登壇しました。

『マツの木の家族』は、90年代にインドネシアで大ヒットを記録した同タイトルのテレビドラマをリメイクして映画化した作品で、家族や人物を描く作品で高い評価を得るヤンディ・ローレンス監督が手掛けた初長編作品です。

壇上では、ガンバレルーヤ・まひるが「清水ミチコです」とモノマネを披露し、ザ・スリー・浦圭太郎は、「作品の父親と同じく足の骨折をしまして。本物の松葉杖です」と驚かせ、ひとしきり会場を沸かせます。

ヤンディ・ローレンス監督は、「この映画は、今のインドネシアに必要なテーマ『家族』を描いた作品です。子どもはどこまで親のものなのか、親はどこまで子どものものなのか、親と子のどちらが主導権を握るのか。それぞれの人生があるなかで『家族』というものの形を考えるきっかけになる作品だと思います」と挨拶。

次女を演じたウィデュリ・プトリ・サソノさんは、「私は8歳です。熱い気候のジャカルタで生まれ育ちました。ロケ地のボコールは涼しかったので、はじめてクーラーがない生活を体験しました。山頂の撮影では待機場所のテントの屋根が吹っ飛び、みんなで大笑いしました」と、撮影を振り返りました。

続いて、ガンバレルーヤ・よしこが「兄妹たくさん、ペットたくさんの環境で育ったので、小さいころに友達から『よっちゃん、けもの臭い』と言われていました」と再び会場を沸かせ、インドネシア住みます芸人のアキラ・コンチネンタル・フィーバーは、得意の「マジックの種明かし」で日本とインドネシアの国旗を見事にコラボ表現。
また加藤ひろあきは、同映画の主題歌を披露し、心温かなメッセージソングに、場内には涙する観客もいました。

最後にヤンディ・ローレンス監督は、「沖縄に来ることができてうれしい」と喜びを語るとともに、「映画を観たあとは、ぜひ『家族』について考え、家族に感謝を伝えてください。なぜなら世界で一番大切な宝物は家族だからです」と、舞台挨拶を締めくくりました。

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